こちらは有料プラグインです。ご利用には別途ご契約が必要です。
概要
Excel互換の数式(例:=LEFT(商品コード,2)、=TEXT(売上日,"yyyymm")、=SUM(明細.金額))をそのままkintoneで使えるようにするプラグイン(そのまんまシリーズ第1弾)。設定画面で「数式」と「結果を入れるフィールド」を組み合わせて登録すると、レコードの作成・編集画面で数式を自動計算してそのフィールドに反映します。対応関数はExcel互換57種+フルバックオリジナル10種(COLLECTIF/COUNTITEMS/CONTAINS/AGE/WAREKI/NORMALIZE/CORPSTYLE/TEL/ZIP/REQUIREDIF)の計67種類と比較演算子。SUM/SUMIF/COUNTIF/AVERAGEなどの集計はサブテーブルの列(明細.金額)も対象で、集計のもとが自動計算列でも、単価・数量などを変えた瞬間に合計をリアルタイムで正しく更新します。結果の出力先は文字列・数値・日付・選択肢など11タイプに対応。数式欄横のfxボタンには数式エディタと全関数リファレンスを内蔵。複数の『そのまんまシリーズ』を同じアプリで併用しても安全に動作します。ライセンス認証は不要で、追加してすぐ使えます。
使い方・設定方法
そのまんまExcel関数 操作マニュアル
- プラグイン名:そのまんまExcel関数
- 概要:Excel互換の数式をkintoneのレコード編集画面でそのまま評価し、結果を出力先フィールドへ自動反映するプラグイン。
1. できること
=LEFT(商品コード,2)のようなExcel互換数式をkintoneで使える(計67関数+比較演算子)=SUM(明細.金額)のようにサブテーブル列の集計も可能。集計列がCALC(自動計算)でも、単価・数量など入力元を変更した瞬間に合計がリアルタイムで更新される- レコード作成・編集画面の表示時/参照フィールドの変更時/保存時に数式を自動評価し、出力先フィールドへ反映。一覧のインライン編集保存にも対応
- 数式欄横の fx ボタン で数式エディタを起動:関数→項目→演算子の挿入プルダウン+リアルタイム構文チェック+📖関数一覧リンク
- 設定画面の「📖 対応関数の一覧を開く」で全67関数のリファレンスをモーダル表示(カテゴリ別・種別フィルタ付き、Excel互換=青タイル/フルバックオリジナル=緑タイル)
- フルバックオリジナル関数(10種):COLLECTIF(条件成立値の収集)/COUNTITEMS(配列フィールドの要素数)/CONTAINS(含有判定、ワイルドカード対応)/AGE(満年齢)/WAREKI(和暦変換)/NORMALIZE(日本語テキスト統一)/CORPSTYLE(会社略称変換)/TEL(電話番号正規化)/ZIP(郵便番号正規化)/REQUIREDIF(条件付き必須)
2. 事前準備(対象アプリに必要なフィールド)
- 出力先フィールド(必須):次の11タイプのいずれか
文字列1行/文字列複数行/数値/日付/時刻/日時/リンク/ドロップダウン/ラジオボタン/チェックボックス/複数選択
- 数式が参照する入力フィールド(フィールドコードまたはラベル名で参照可能)
- 集計でサブテーブル列を使う場合はドット記法
テーブル名.列名(例明細.金額)
3. 設定手順
- アプリ設定 → プラグイン → 「そのまんまExcel関数」の歯車アイコンをクリック
- 「+ 数式ルールを追加」で行を追加
- 左の欄に数式を入力(先頭の
=は付けても付けなくてもよい。入力時に構文チェック)。隣の fx ボタンで数式エディタを開き、関数・項目(フィールド)・演算子をプルダウンから挿入も可能 - 右の欄で出力先フィールドを選択(「ラベル [タイプ] (フィールドコード)」形式で一覧表示)
- 「保存」をクリック → アプリを更新(運用開始)
※ 選択肢系フィールドを出力先にした場合、数式中の文字列リテラルが選択肢に無いと保存時に警告(設定の保存自体はブロックされない。レコード保存時にはブロックあり)
4. 対応関数(67関数)
- 文字列系:LEFT, RIGHT, MID, LEN, UPPER, LOWER, ASC, JIS, CONCATENATE, EXACT, FIND, SEARCH, REPLACE, SUBSTITUTE, TRIM, TEXT, VALUE, REGEXMATCH, REGEXEXTRACT, REGEXREPLACE, NORMALIZE(オリジナル), CORPSTYLE(オリジナル), TEL(オリジナル), ZIP(オリジナル)
- 日付系:YEAR, MONTH, DAY, EDATE, EOMONTH, WEEKDAY, DATEDIF, NETWORKDAYS, TODAY, NOW, AGE(オリジナル), WAREKI(オリジナル)
- 条件分岐・論理:IF, IFS, SWITCH, AND, OR, NOT, TRUE, FALSE, IFERROR, COLLECTIF(オリジナル), REQUIREDIF(オリジナル)
- 数値系:ROUND, ROUNDUP, ROUNDDOWN, INT, MOD, ABS, MAX, MIN
- 集計系:SUM, AVERAGE, COUNT, COUNTA, MEDIAN, SUMIF, COUNTIF, AVERAGEIF(サブテーブル列 明細.金額 や同レコードの複数フィールドに対応)
- 情報系:ISBLANK, ISNUMBER, N, COUNTITEMS(オリジナル), CONTAINS(オリジナル)
- 比較演算子:
=<><><=>=
※ IF/IFS/SWITCH/AND/OR/IFERROR/COLLECTIF/REQUIREDIF は短絡評価(実行されない枝にエラーがあっても可)
※ CONTAINS は *(任意の文字列)?(任意の1文字)のワイルドカード対応(Excel COUNTIF互換)
5. 動作仕様・判定ロジック
- 評価タイミング:レコード表示時(create/edit show)、参照フィールド変更時(change)、保存時(submit)。一覧のインライン編集も同様
- サブテーブル集計:ドット記法
明細.金額で列の全行を集計。集計列がCALC(自動計算)の場合、kintoneは編集中にCALC値を再計算せず古い値を渡すため、(1)入力元フィールド(単価・数量等)も変更監視に加え、(2)エンジンがCALC式を行ごとに生の入力から再評価して集計する(engineVersion=10401)。これによりCALC値の陳腐化に依存せずリアルタイムに正しい合計が出る - 選択肢系フィールド:保存時に数式結果が選択肢に存在しない場合は保存をブロックしエラー表示
- チェックボックス/複数選択:数式結果のカンマ区切り文字列を配列に変換して設定
- 数式エラー時の出力値はフィールド型で切り替え:テキスト系=「#ERROR: メッセージ」、配列系=空配列、その他=空
- 添付ファイル参照ルール(COUNTITEMS等):フォーム(create/edit)の保存完了後にREST API(GET→PUT)で保存済みレコードから再計算して更新(kintoneの仕様で編集中はFILE値が空のため)。v1.3.6以降、一覧インライン編集ではこのPUTを行わない(添付はインラインで変わらないため。連続インライン編集のリビジョン競合を回避)
- シリーズ併用対策:数式エンジンにengineVersion+「新しい方優先」ガード。同一アプリにそのまんまシリーズを複数導入しても古いエンジンに上書きされない
6. 注意事項・トラブルシューティング
- 数式が反映されない:プラグイン設定保存後に「アプリを更新」したか確認
- 数式ルールが1件も無い場合、プラグインは何も動作しない
- 選択肢系フィールドへの出力は、数式結果が選択肢の表記と完全一致している必要がある
- 添付ファイル件数は保存直後に反映(編集画面上ではリアルタイム表示されない)
- 数式エラーの詳細はブラウザのコンソール(console.error)に出力
(本マニュアルは Excel_Standard_Functions.zip 内の manifest.json / config.html / config.js / formula-editor.js / desktop.js の実装に基づいて作成しています。)
バージョン履歴
- v1.3.112026-08-20
プラグイン情報の参照先URLを更新しました。機能の変更はありません。
- v1.3.102026-06-17
シリーズ共通の数式エディタを最新化しました。本プラグインの機能・動作に変更はありません。
- v1.3.82026-06-09
Special thanks to 平岡先生 数式の入力エディタ(fxボタンで開く画面)を改善しました。編集中に画面の外側をクリックしても閉じず、ボタンを押すまで開いたままになります。また、数式が空のまま「数式欄へ反映」を押したときは確認メッセージを表示し、うっかり消してしまうのを防ぎます。
- v1.3.02026-06-06
集計関数8種(SUM/AVERAGE/COUNT/COUNTA/MEDIAN/SUMIF/COUNTIF/AVERAGEIF)を追加し計67関数(Excel互換57+フルバックオリジナル10)に。サブテーブル列はドット記法(明細.金額)で列全体を集計、同レコードの複数フィールドはカンマ区切り、混在も可。SUMIF/COUNTIF/AVERAGEIFの条件はExcel COUNTIF互換(>=100/<>x/東京* 等)。数式エディタに「集計」テンプレ追加。エンジンテスト22件PASS。
- v1.2.32026-06-05
CONTAINSにExcel COUNTIF互換のワイルドカード対応:*=任意の文字列、?=任意の1文字。=CONTAINS(担当者, "*鈴木*") で複数選択/チェックボックスの要素を部分一致で判定可能(ワイルドカードなしは従来どおり完全一致=後方互換)。数式エディタのかんたん入力「を含む」は配列フィールド選択時に自動で*値*を生成。
- v1.2.02026-06-05
そのまんま入力チェックからの横展開。①REQUIREDIF関数追加(フルバックオリジナル10号、条件付き必須)で合計59関数に ②数式エンジンにengineVersion+「新しい方優先」ガード ③fxボタンの数式エディタ搭載 ④リファレンスにREQUIREDIFカード追加、59関数表記に修正。
- v1.1.02026-06-04
データクレンジング系4関数を追加(フルバックオリジナル6〜9号):NORMALIZE、CORPSTYLE、TEL、ZIP。合計58関数(Excel互換49+フルバックオリジナル9)に。
- v1.0.02026-06-04
複数顧客への提供を開始する公式リリース版。配布物名をExcel_Standard_Functions.zip/.ppkに変更。機能はv0.7.20と同等(54関数+比較演算子)。COUNTIFやSUMIF、AVERAGE等、処理対象が複数になる関数は未実装(組み込み予定)。ライセンス認証は未実装(次フェーズで組み込み予定)。