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概要
レコードを1件ずつ登録していくのが面倒、テーブル(サブテーブル)に明細を1行ずつ入力するのが面倒——そんな手間を、Excelからのコピー&ペースト1回で片づけるプラグインです。一覧画面では、Excelの1行を1件のレコードとしてまとめて登録できます。レコードの追加・編集画面では、テーブルに複数行を一度に貼り付けられます。一覧からの登録では、社員コードなどのキー項目(最大3つの組み合わせも可)が一致するレコードを更新できます。逆向きの「Excelへコピー」も備えており、一覧やテーブルをExcelにそのまま貼れる形でコピーできますので、Excelで修正してそのまま貼り付けて戻す——という使い方もできます。貼り付け画面は取り込み後の見た目のまま、どの列をどの項目に取り込むかをドラッグやプルダウンでその場で調整できます(見出し名が一致する列は自動で割り当て)。数値のカンマや円記号、さまざまな形式の日付、選択肢の値は自動で変換され、取り込み前にプレビューで確認できます。ご利用にはライセンスキーが必要です(プラグイン設定の「システム情報」に入力)。有効期限の7日前からは残り日数を画面でお知らせし、期限が切れても設定した内容は消えません。
使い方・設定方法
Excelでコピーした表を、kintoneにそのまんま貼り付けられるプラグインです。一覧画面ではレコードとして一括登録、レコード画面ではテーブル(サブテーブル)へ一括貼り付けができ、転記作業を一気に減らせます。逆に、一覧やテーブルをExcelへそのままコピーすることもできます。ご利用にはライセンスキーが必要です。ほかの設定は不要で、プラグイン設定の「システム情報」にキーを入力して保存し、「アプリを更新」すればすぐに使えます。
できること
- 一覧からのレコード登録:一覧画面で、Excelの1行を1件のレコードとしてまとめて登録
- キー項目での更新:一覧からの登録時、キー項目(最大3つの組み合わせも可)が一致するレコードは更新し、一致しない行は新規登録
- 変わっていない行は更新しない:内容が今と同じ行は送らないので、更新日時や更新履歴が増えません
- 登録前の注意:更新のつもりが新規登録になる行があるときや、列がずれていそうなときは、確認画面に黄色い注意を表示
- テーブルへの貼り付け:レコードの追加・編集画面で、Excelの複数行をテーブルへ一括追加(既存行への追記/全行置き換えを選択可能)
- Excelへコピー:一覧(絞り込み・並び順・列のまま、最大10,000件)やテーブルを、Excelにそのまま貼れる形でコピー
- 貼り付け画面で、Excelの各列をどの項目に取り込むかをドラッグやプルダウンで調整(見出し名が一致する列は自動で割り当て)
- アプリ内にテーブルが複数ある場合も、貼り付け画面で貼り付け先を選択
- 貼り付けた1行目を見出しとして読み飛ばす設定
- 数値・日付・時刻・選択肢の値を自動変換
- 貼り付け前のプレビュー表示(取り込めない値は赤色で表示され、空欄として取り込まれます)
事前準備
ライセンスキーを入力済みであればOKです。一覧から登録したレコードを後で更新したい場合は、キーにする項目(社員コードなど)を決めておいてください。キーには、文字列(1行)・数値・日付・ドロップダウン・ラジオボタン・リンクのフィールドを、最大3つまで組み合わせて使えます。1つの項目で決まる場合は、その項目を「値の重複を禁止する」に設定しておくと安心です(キーの候補の先頭に出ます)。テーブルへ貼り付ける場合は、アプリにテーブル(サブテーブル)が必要です。
次の種類のフィールドに取り込めます。
| フィールドの種類 | 取り込み |
|---|---|
| 文字列(1行・複数行)、リンク | そのまま取り込み |
| 数値 | カンマ・円記号などを自動除去 |
| 日付・時刻・日時 | さまざまな書き方を自動変換 |
| ドロップダウン・ラジオボタン | 選択肢と一致する値を取り込み |
| チェックボックス・複数選択 | カンマ区切りで複数指定可能 |
| 計算 | 取り込み対象外(自動計算されます) |
使い方① 一覧に貼り付けてレコードを登録する
- Excelで表の範囲を選択してコピーします。
- kintoneのレコード一覧画面を開き、画面上部の 「Excelから貼り付け」 ボタンを押します。
- 表示された枠の中で Ctrl+V(Macは ⌘+V)で貼り付けると、登録後の見た目でプレビューが表示されます。
- 各列の上にはアプリの項目名(フォームの並び順)が並びます。Excelのどの列をその項目に取り込むかは、列をドラッグして入れ替えるか、各列のプルダウンで選べます。見出し名と項目名が一致する列は最初から自動で割り当てられます。
- 既存のレコードを更新したい場合は 「既存のレコードを更新する」 にチェックし、キーにする項目を選びます。1つで決まらない場合は、「キー2」「キー3」で組み合わせます(例:氏名+入社年月日)。すべてのキーが一致する行はそのレコードを更新し、一致しない行(キーのどれかが空欄の行を含む)は新規登録になります。今と内容が同じ行は更新しません。
- 「登録実行」 を押すと、新規登録・更新・変更なしの件数が表示されます。黄色い注意が出たときは、キーの選び方や列の割り当てを見直してください。内容を確認して 「登録する」 を押すと登録されます。「この対応を既定として保存する」にチェックすると、次回もこの割り当てが初期値になります。
- 登録が終わると一覧が自動で読み込み直されます。
使い方② テーブルに貼り付ける
- Excelで表の範囲を選択してコピーします。
- kintoneのレコード追加画面または編集画面を開き、画面上部の 「Excelから貼り付け」 ボタンを押します。
- (アプリにテーブルが複数ある場合)画面上部の 「貼り付け先のテーブル」 で、貼り付けるテーブルを選びます。テーブルが1つの場合は自動で選ばれます。
- 表示された枠の中で Ctrl+V(Macは ⌘+V)で貼り付けると、取り込み後のテーブルと同じ見た目でプレビューが表示されます。
- 各列の上には取り込み先の項目名(テーブルの並び順)が並び、一覧のときと同じ操作で割り当てを調整できます。
- 行数と内容を確認して 「貼り付け実行」 を押すと、テーブルに行が追加されます。
- 最後にレコードを保存すれば完了です。
使い方③ Excelへコピーする
- 一覧をコピー:レコード一覧画面の上部の 「Excelへコピー」 ボタンを押すと、いま表示している一覧(絞り込み・並び順・表示している列のまま)が、1行目に項目名を付けてコピーされます。Excelに貼り付けてください。
- テーブルをコピー:レコードの詳細画面・編集画面の上部の 「Excelへコピー」 ボタンを押すと、テーブルの明細がコピーされます。テーブルが複数あるときは、どのテーブルをコピーするかを選べます。
- Excelで直した表は、使い方①・②の手順でそのまま貼り付けて戻せます。
数値は桁区切りや単位を付けない生の値、日付は「2026-06-12」の形でコピーします。「=」「+」「-」「@」で始まる文字は、Excelで数式として扱われないよう先頭に「'」を付けます(貼り付けて戻すときは自動で外します)。ボタンが不要な場合は、プラグイン設定の「Excelへコピー」で、一覧・テーブルそれぞれ非表示にできます。
自動変換の内容
| 列の種類 | 変換の例 |
|---|---|
| 数値 | 「¥1,200」→「1200」。「(123)」はマイナス123として取り込み |
| 日付 | 「2026/6/12」「2026-06-12」「2026年6月12日」「6/12」などを日付として取り込み |
| 時刻・日時 | 「9:05」「2026/6/12 9:05」を時刻・日時として取り込み |
| 選択肢 | アプリの選択肢と一致する値だけを取り込み(一致しない値は空欄) |
注意事項・うまくいかないとき
- 一覧からの登録はすぐに保存され、元に戻せません。実行前の確認画面で件数をよく確認してください。
- 一覧からの登録は1回2,000行までです。それより多い場合は分けて貼り付けてください。
- 一覧からの登録で、必須項目の入力漏れや重複禁止の違反などが1件でもあると、1件も登録されません。何行目のどの項目に問題があるかが表示されるので、Excel側を直してもう一度貼り付けてください(行番号は、貼り付けた範囲の何行目かです)。
- 一覧から登録できるのはテーブル外の項目です。テーブル内の項目には一覧からは取り込めません。
- 一覧から更新するとき、割り当てていない項目は今の値のまま残ります。割り当てた列のセルが空欄の場合は、その項目を空欄で更新します。
- キーにした項目の値は、この方法では変えられません。 キーの値を書き換えて貼り付けると、別のレコードとして新規登録されます。キーの値を変えたいときは、レコードを直接編集するか、ほかの項目をキーにしてください。
- 貼り付けたデータの中でキーが重複していると登録できません。1行にまとめてから貼り付けてください。kintone側に同じキー(組み合わせ)のレコードが複数ある場合も、どれを更新するか決められないため中止します。キーの組み合わせを見直してください。
- 一覧をコピーすると、レコード番号や計算の列も含まれます。貼り付けて戻すとき、これらの列は取り込まれません(割り当てなしのまま)。
- 一覧のコピーは最大10,000件です。それより多い場合は、絞り込んでからコピーしてください。
- テーブルへの貼り付けは、貼っただけでは保存されません。最後に必ずレコードを保存してください。
- 変換できない値はプレビューで赤色表示され、実行すると空欄で取り込まれます(件数をお知らせします)。
- パソコンの画面でご利用ください。スマートフォン画面には対応していません。
- 画面上部に赤い帯(「ライセンスキーが無効です」「別のプラグイン用です」「有効期限が切れています」など)が出る:プラグイン設定の「システム情報」のキーを確認してください。別のプラグイン用・別のkintone環境用のキーは使えません。期限が切れても設定内容は消えず、新しいキーを入れれば再開できます。
バージョン履歴
- v1.7.12026-09-30
一覧から登録する前の確認画面に、注意を追加しました。更新のつもりが新規登録になる行があるときや、列がずれて取り込めない値が多いときに、黄色い注意でお知らせします。
- v1.7.02026-09-30
一覧からの更新で、内容が変わっていない行は更新しないようにしました(更新日時や更新履歴が増えません)。キー項目を最大3つ組み合わせて指定できるようになり、日付・ドロップダウン・ラジオボタン・リンクの項目もキーに使えます。あわせて、プラグイン設定で「Excelへコピー」ボタンを一覧・テーブルそれぞれ非表示にできるようにしました。
- v1.6.02026-09-30
「Excelへコピー」を追加しました。一覧画面では、いま表示している一覧(絞り込み・並び順・列のまま、最大10,000件)を、レコードの詳細・編集画面ではテーブルの明細を、Excelにそのまま貼れる形でコピーできます。Excelで直して、そのまま貼り付けて戻す使い方もできます。
- v1.5.02026-09-28
一覧画面からの貼り付けに対応しました。Excelの1行を1件のレコードとして一括登録でき、キー項目(重複を禁止した文字列・数値の項目)が一致するレコードは更新できます。1回2,000行まで登録でき、エラーがあれば1件も登録せず、何行目のどの項目に問題があるかをお知らせします。
- v1.4.02026-09-25
ライセンス認証を導入しました。プラグイン設定の「システム情報」にライセンスキーを入力して保存すると利用できます(ほかの設定は不要のままです)。有効期限の7日前からは、画面上部に残り日数をお知らせします。あわせて、貼り付け画面が背景のクリックで閉じないようにしました(×またはキャンセルで閉じます)。
- v1.3.22026-08-20
プラグイン情報の参照先URLを更新しました。機能の変更はありません。
- v1.3.12026-06-17
設定不要になりました。アプリに追加するだけで、すべてのテーブルにそのまま貼り付けできます。アプリ内にテーブルが複数ある場合は、貼り付け画面で貼り付け先のテーブルを選べます。あわせて、新しいレコードに初めて貼り付けたときに空の行が残ることがある不具合を修正しました。
- v1.2.02026-06-17
貼り付け画面で、Excelの各列をどの項目に取り込むかをその場で変更できるようにしました。取り込み後のテーブルと同じ見た目で、列のドラッグやプルダウンで割り当てを調整でき、Excelの見出し名と項目名が一致する列は自動で割り当てられます。あわせて、貼り付け実行ボタンが押せないことがある不具合を修正しました。
- v1.0.32026-06-12
アイコンを新デザインに刷新しました(機能は変更ありません)。
- v1.0.02026-06-12
初版リリース。Excelでコピーした表をテーブルへ一括貼り付け、列の対応設定、値の自動変換、貼り付けプレビューに対応。