kintone導入「寄り添いサービス」会員の方は、このプラグインを無償でご利用いただけます。
こちらは有料プラグインです。ご利用には別途ご契約が必要です。
概要
売上や件数がアプリごとに分かれていると、全体をまとめて見ることができません。このプラグインは、複数のアプリのレコードを1枚のクロス集計表に合算し、月・四半期・年ごとに、分類別の金額や件数を並べて表示します。
表形式のフィールドの中にある日付・金額・分類も集計できるので、月々の請求明細のような繰り返しのデータもそのまま扱えます。アプリごとに項目名が違っていても、共通の「指標」を決めて割り当てれば、1つの列として足し込めます。
期首月を決めておけば、今期・前期といった会計期の区切りで集計できます。商品カテゴリ別・顧客別・担当者別といった集計の切り口はいくつも登録しておき、画面で切り替えられます。
合計行と合計列、指標どうしの比率、前年同期比、累計の表示に対応し、表はそのままCSVに書き出せます。数値を押すと、その金額を構成しているレコードが1件ずつ並び、そこから元のレコードを開けます。
ご利用にはライセンス契約が必要です。
使い方・設定方法
クロスアプリ集計ボード
複数のアプリに分かれている数字を、1枚の集計表にまとめて見るためのプラグインです。指定した一覧を開くと、期間と分類を掛け合わせたクロス集計表と、最新期間のKPIカードが表示されます。
できること
- 複数のアプリのレコードを1枚の表に合算する
- 表形式のフィールドの中にある日付・金額・分類を集計する
- アプリごとに違う項目名を、共通の「指標」にまとめて足し込む
- 期間を月・四半期・年で切り替える。期首月を決めれば会計期の区切りで集計する
- 表示範囲を直近◯期間・今期・前期・期間指定から選ぶ
- 集計の切り口(商品カテゴリ別・顧客別・担当者別など)を登録しておき、画面で切り替える
- 期間を横に並べるか縦に並べるかを切り替える
- 合計行と合計列、前年同期比、累計、指標どうしの比率を表示する
- 数値の大きさを背景色の濃さで表す
- 数値を押して、その金額を構成しているレコードを1件ずつ確かめ、元のレコードを開く
- 表示中の表をCSVに書き出す
事前準備
集計したいアプリごとに、次の項目があることを確認してください。表形式のフィールドの中にある項目も選べます。
| 必要なもの | 説明 |
|---|---|
| 期間の基準になる日付 | 日付または日時の項目。この日付で月・四半期・年に振り分けます |
| 集計したい金額 | 数値または計算の項目。件数だけを数える場合は不要です |
| 分類 | 表に並べる切り口の項目。文字列・ドロップダウン・ラジオボタンなど。省略できます |
設定手順
- ボードを表示したいアプリの設定画面を開き、プラグインを追加します
- 歯車アイコンから設定画面を開きます
- お渡ししたライセンスキーを入力します
- 「表示」で、ボードを出す一覧・期間の単位・期首月・最初に表示する範囲を選びます
- 「指標」で、集計したい数え方を決めます
- 「分類」で、切り替えたい集計の切り口を登録します
- 「データソース」で、集計するアプリを追加します
- 「プレビュー」で実際のレコードを読み込み、表を確かめます
- 保存して、アプリを更新します
表示の設定項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ボードを表示する一覧 | この一覧を開いたときだけボードに切り替わります。ほかの一覧は通常どおりです |
| 期間の単位 | 月・四半期・年 |
| 期首月 | 会計年度の始まりの月。四半期と年の区切り、今期・前期の判定に使います |
| 最初に表示する範囲 | 直近6・12・24・36/今期・前期/期間を指定/すべて |
| 表の向き | 期間を横(分類を縦)、または期間を縦(分類を横) |
| 最初に選ばれている分類 | 開いたときに選ばれている切り口 |
| 表に加えるもの | 合計行と合計列/前年同期比/累計/KPIカード/背景色 |
「今期」「前期」は期首月から数えるので、期が変わると自動でずれます。決算期に合わせて固定で見たいときはこちらを、月ごとの推移を追いたいときは「直近12」を選ぶとよいでしょう。
指標の設定項目
指標は、すべてのアプリに共通する「数え方」です。ここで先に決めておき、アプリごとにどの項目を充てるかを次のデータソースで割り当てます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表示名 | 表の見出しになる名前 |
| 数え方 | 合計・件数・比率のいずれか |
| 表示形式 | 金額・整数・小数・パーセント |
| 分子と分母 | 比率のときだけ指定します。指標どうしを割り算します |
比率は既定でパーセント表示になりますが、表示形式を金額に変えれば「1件あたりの平均単価」のような使い方もできます。
分類の設定項目
分類は、表に並べる切り口です。いくつでも登録でき、画面上で切り替えられます。分類ごとに、アプリごとの項目を割り当てます。使わないアプリはデータソース名でひとつにまとまります。
データソースの設定項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 表示名 | 列や内訳に出るときの見出し |
| アプリID | 集計するアプリ。そのアプリを開いたときのURLの数字です |
| 期間フィールド | 期間の基準にする日付 |
| 分類ごとのフィールド | 各分類に充てる項目。選ばなければ表示名ひとつにまとまります |
| 指標ごとのフィールド | 各指標に足し込む金額の項目 |
| 内訳に出す項目 | 数値を押したときに1レコード1行で並ぶ項目。5つまで選べます |
| 絞り込み条件 | kintoneの検索条件と同じ書き方です。空欄なら全レコードが対象です |
| 分類が空のときの表示 | 分類が入っていないレコードの列名 |
使い方
設定した一覧を開くと、標準の一覧表に代わってボードが表示されます。
- 上部の「表示範囲」で、期間を切り替えられます。「期間を指定」を選ぶと開始月と終了月を直接入れられます
- 「分類」で、集計の切り口を切り替えられます。合計は変わりません
- 「期間を横に」のチェックで、表の向きを入れ替えられます
- 「累計」にチェックを入れると、期間を上から積み上げた数字になります
- 各分類の左端の数値には下線が付いています。押すと、その金額を構成しているレコードが1件ずつ並びます。左端の項目から元のレコードを開けます
- 「CSV出力」で、表示中の表をそのまま書き出せます
注意事項・うまくいかないとき
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| ボードが表示されない | 設定した一覧を開いているかご確認ください。ほかの一覧では通常の表示のままです |
| レコードが集計に入らない | 期間フィールドが空のレコードは集計に入りません。空だった件数は画面に表示されます |
| 金額が想定より多い | 表形式のフィールドを使うデータソースで、表の外にある金額を割り当てると、表の行数ぶん繰り返し足されます。1か月あたりの金額を入れている場合はこれで正しい動きです |
| 列が多すぎて読みにくい | 表の向きを入れ替えるか、分類を変えてみてください。分類の値が多いときは、上位以外を「その他」にまとめます。合計は変わりません |
| 内訳にレコード番号しか出ない | 「内訳に出す項目」が未設定です。会社名や伝票番号など、見て分かる項目を選んでください |
| 一部のレコードが入っていない | 1つのデータソースにつき20,000件までを読み込みます。超えたときは画面に警告が出ます |
- 集計は期間の単位に丸めて行います。日時の項目を選んだ場合は、ご覧になっている時間帯の日付で判定します
- パソコンの一覧画面でのみ動作します
バージョン履歴
- v1.5.02026-09-10
会計期での集計に対応しました。期首月を決めておくと、今期・前期や四半期をその区切りで見られます。あわせて、集計の切り口(顧客別・担当者別など)を複数登録して画面で切り替えられるようにし、数値を押したときに対象のレコードが1件ずつ並ぶようにしました。内訳に並べる項目、表の向き、開いたときの表示範囲も設定で選べます。
- v1.0.02026-09-08
初版です。複数のアプリのレコードを1枚のクロス集計表に合算し、期間別・分類別の金額や件数を表示できるようになりました。